オーダーメイド カーマット KARO(カロ)

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特注のご案内

特注マットとは

KAROは4,622車種 (2024年01月14日現在)以上の車輌型を保有しておりますが、適応のないヒストリックカーや特殊車種、またお客様のこだわり形状によるオリジナル形状など特別なマットの作製も承ります。ご依頼の際は、お客様ご自身にて型紙をご用意いただき、注文書を添えてご注文ください。

特注マット作製手順

特注は、お客様からお預かりした型紙どおりにKAROマットを下記の手順で作製いたします。

  1. お客様の型紙をトレース
  2. トレースした形状データをCDに入力
  3. 原反の裁断まで自動制御にて進行

型紙のトレースは、お預かりした型紙の「形」をなぞってデータ化しますので、お客様が作製された型どおりのマットが出来上がります。もしもこのとき、型紙のラインにガタツキがあれば、マットのラインはきれいに仕上がりません。また、型紙がよれていたり、ビニールではトレース(データの読み込み)ができません。お客様のご要望どおりの型を製品化するため、正確な型紙を用意いただきますようお願い致します。

特注型紙の作り方

用意する紙について

型紙に用いる紙はクラフト紙、一般的なポスター・カレンダーくらいの厚さ、耐久性のあるものをお選びください。エアーキャップ、ビニールシートなどのビニール製のもの、新聞紙のような薄い紙、ダンボールのような厚すぎる紙は使用しないでください。

クラフト紙/ポスター・カレンダー
フットプレートの取付け位置ポイント

フットプレートの取付け位置は、お客様のドライビングポジションに合わせて決定しますが、ご家族でお車を運転する場合は、皆様のポジションを確認し、その部分をカバーする位置にご指示いただくことをお勧めいたします。

リアセンター部などのマットについて

リア席中央の床盛り上がり部分(リアセンター)等の型紙を作製される場合、KAROマットの素材特性によっては、床の傾斜に馴染みにくく跳ねてしまう場合がございます。

型取り作業のポイント

型取り時は、床の形状に意識が向いてしまい、気づかぬうちに型紙がずれてしまうことがあります。 床面のシート側で紙を固定している場合は、特にアクセル周りやマットの前方の型を取るときに、型紙にズレがないか確認しながら作業を行ってください。前後のズレだけでなく、左右に歪んでしまう場合もありますので、要チェックです。

すでにお持ちのマットからトレースをして作製する
  1. トレースの準備

    • トレース用の紙(型紙)
    • シャープペン
    • はさみ
    • セロテープ
    • お持ちのマット
    • 重し用の本等
  2. 型紙をセロテープで床やテーブルなどに固定し、お持ちのマットの直線部分を型紙の直線部分にあわせて置きます。マットがトレース中に動かないように電話帳などの重しを乗せます。

  3. トレースペン (シャープペンでも可 )を使用し、型紙に対してペンを垂直に当て、作製したいマットを正確にトレースします。

  4. トレースした線に忠実にハサミで切ります。

  5. ストッパーホールの位置やホールの直径サイズを記入します。

  6. 運転席はフットプレート位置を記入します。

  7. 完成した型紙

実車の床面より型紙を作製する

用意するもの:型紙を作製する用紙、ボールペン、メジャー、両面テープ(あるいは重し)、はさみ

  1. 用紙の大きさを決めるため、床面の縦・横方向の最大幅を測定します。

  2. 用紙を作業しやすい大きさにして、固定用の両面テープを貼ります。
    用紙の一辺はきれいな直線にカットしておきます。

  3. 型を正確に取るために、シート側やドア側の直線ラインを基準にし、用紙の直線部分と合わせて床に置きます。

  4. 用紙が床に平らになるように全体に押さえ、順次型を取っていきます。フュエルオープナーなどのレバー等に干渉しないように、その部分を避けた形状にします。

  5. フットレスト、アクセル、ブレーキ等の周りの形状を決めます。

  6. フットレスト等床の盛り上がり部分を避けながら、カットラインをひきます 。

  7. アクセルやブレーキ付近は、ペダルを強く踏み込んでもマットが引っかからないようなカットラインをひきます。

  8. この画像の車は、アクセルペダルが床面まで踏み込まれるため、マットが干渉しないようにカットしています。

  9. 型取りが終わったら、カットします。
    ラインが複雑な部分はラインよりも大きめにカットしておきます。

  10. カットした型紙を実車に敷き、型に問題がないか確認します。大きめにカットした部分は、もう一度床面と合わせてラインを確定します。
    用紙を小さくカットしすぎた場合は、紙を貼りあわせて補正します。

  11. フュエルオープナーなどの細部もしっかりと確認します。

  12. フットプレート位置を決めるため、実際にシートに座り、ペダル操作時のかかと位置を確認します。

  13. アクセル、ブレーキ双方のペダル操作時のかかと位置に印をつけます。
    クラッチペダルの操作にも対応させる場合は、左足のかかと位置も印をつけておきます。

  14. かかと位置をカバーするようにフットプレート位置を記入します。サイズ:縦 143 mm、横 234 mm(写真は、フットプレートの大きさをイメージさせるため、黒い紙でフットプレートサイズを用意しました)

  15. マットストッパーの有無(有りの場合はその形状と位置)を確認します。カロマットに取り付けるストッパーホールは真円のハトメ(内径:10.5・12.0・13.5・15.0 mm)と一部フロア固定式純正ストッパーフックにも対応いたします。上記に適応しない場合は、KAROオリジナルストッパーフックのご利用をお勧めいたします。

    マットストッパー/フックの詳しい情報はこちら

  16. ストッパーの取り付けの指示は、円の中心を十字で印し、横にサイズを数字で記入します。
    円の記入は必要ありません。必ずサイズを数字で記入してください-すべての席の型紙ができましたら、紙を床面から丁寧にはがし、裏の両面テープに紙を付けて粘着面を塞ぎ、ラインの最終確認をします-カットしたラインにがたつきがあれば、切りすぎなように補正カットします。また小さくきりすぎた部分は紙を貼り合わせますが、これはガムテープを使用してください。(のり/セロテープ不可)

  17. 型紙に記入する指示は定規などを使うときれいに仕上がります。

  18. 型紙に記入すべき事項(車種名、進行方向、フットプレート位置、マットのタイプとカラー、座席名、ストッパーホールの有無)をもれなく記入し、再度確認します。型紙完成! 注文書と一緒にオーダー。

  19. カロから、型紙と型紙どおりに作製された KARO マットが届きます。

  20. 完成したマットをお車に装着。貴方だけのオリジナルマット完成!きっとご満足いただけます!

型紙表面への表記例と作製例
型紙表記例

型紙の表には、次の項目(1~7)について表記してください。

型紙 例 型紙 例

KAROエンブレムは、型紙に指示がない限り、運転席マットのみのドア側にお取付けします。運転席以外のマットにもエンブレム 取付を希望される場合は、型紙に取付指示をしてください。

型紙表記例
1BOX 2シーター(ロールバー切込み入り) セダン

お預かりした型紙は、製品と一緒にお客様へお戻しいたします。

特注マットの価格と型

特注マットの価格

お客様に型紙をご用意いたいてマットを製作する場合、型紙が届き次第、お見積り金額をご連絡いたします。特注マットの価格は、弊社に到着した型紙を画像のように置いて使用材料の長さ(面積)を計算し、取り付けるパーツ費用を含めて算出します。

マットの最大幅は、127cmまで製作可能です。
それ以上の場合はお問い合わせください。

特注マットの作製もお客様からの正式なご注文をいただいて以降は、通常のご注文手順に準じます。

型紙をお送りいただく前に概算見積りが必要な場合は、各マットの縦横の最大数値(一番長いサイズ)と製作希望のマットタイプを明記の上、お問い合わせフォームよりお問い合せいただければ、おおよその金額をご案内いたします。
お問い合わせフォームはこちら

特注マットの型

特注で作製したマットの形状は、当社に保管、保存をいたしません。すべてご注文いただきましたお客様にお戻しいたしておりますので、型紙はお手元にて保管いただくことをお薦めいたします。